午後のまどろみの中、絵本をひらいた。
わたしのひざの上で、じっとページを見つめる小さな背中。
物語の意味なんて、まだきっとわかってない。
でも、めくるたびにじっと聞いてくれて、たまに顔を見上げて、にっこり笑う。
この時間が、あとどれだけ続くんだろう。
そのことを考えると、今日の1ページがいっそう大切に思えた。
九月最初の朝。 昨日までと同じ時間に起き、同じように朝食を作り、水筒を用意する。カレンダーを一枚めくったところで、子どもが言った。 「今日から九月だね」 「そうだね」 たったそれだけなのに、新しい月が始まったことが少し嬉しかった。 玄関を出ると、日差しにはまだ夏の強さが残って...
0 件のコメント:
コメントを投稿