朝のミルクタイム。片手に哺乳瓶、片手でスマホ。
お気に入りのプレイリストをそっと流すと、わたしの心にも少し余白ができる。
赤ちゃんの飲む音と、音楽と、わたしの静かな呼吸。
まるでトリオ演奏のようだな、なんて思いながら。
でも次の瞬間、びしゃっ!とミルクの飛沫。
…ほら、また現実に引き戻される。
それでも、「まあ、いいか」って思える朝は、わりと良い朝だ。
金曜日の夜。夕食の片づけをしていると、子どもが小さな布巾を持ってやってきた。 「お母さん、ぼくもやる!」 昨日、買い物袋を半分こしたことが、まだ嬉しいらしい。 「じゃあ、テーブルをお願いしようかな」 子どもは張り切って拭き始めた。右へ左へ、何度も布巾を動かす。 「できた!」 見...
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