朝のミルクタイム。片手に哺乳瓶、片手でスマホ。
お気に入りのプレイリストをそっと流すと、わたしの心にも少し余白ができる。
赤ちゃんの飲む音と、音楽と、わたしの静かな呼吸。
まるでトリオ演奏のようだな、なんて思いながら。
でも次の瞬間、びしゃっ!とミルクの飛沫。
…ほら、また現実に引き戻される。
それでも、「まあ、いいか」って思える朝は、わりと良い朝だ。
夕食のあと、冷蔵庫で冷やしていたすいかを切った。 「やったー!」 子どもは赤い果肉を見て、目を輝かせる。 ひと口食べると、「あまーい!」と満面の笑み。 私も一緒に頬張る。 冷たくて、みずみずしくて、夏が口いっぱいに広がった。 すると子どもが、黒い種を指さして言う。 「これ、飛...
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