お昼ごはん中、「こぼさないでって言ったでしょ!」
つい声が大きくなって、息子はしゅんとする。
ああまたやっちゃった…と思いながら、気まずい空気のまま、お皿を片づける。
ふたり分のプリンを冷蔵庫から出して、スプーンで小さくすくって、息子の前へ。
「ごはんのあとはこれだね」と言ったら、彼の顔がふわっとほころんだ。
ごめんねって、言えなかったけど、たったひとくちの甘さが、わたしたちの間の空気を、すこしやわらかくした。
日曜日の朝。カーテンを開けると、澄んだ青空が広がっていた。 昨日は立冬。子どもと一緒に秋の宝物を箱にしまい、「次は冬の宝物を集めよう」と約束した。 「お母さん、冬を探しに行こう!」 朝食を終えるなり、子どもが玄関で待っていた。 外へ出ると、風は少し冷たい。でも、公園の木々には...
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