お昼ごはん中、「こぼさないでって言ったでしょ!」
つい声が大きくなって、息子はしゅんとする。
ああまたやっちゃった…と思いながら、気まずい空気のまま、お皿を片づける。
ふたり分のプリンを冷蔵庫から出して、スプーンで小さくすくって、息子の前へ。
「ごはんのあとはこれだね」と言ったら、彼の顔がふわっとほころんだ。
ごめんねって、言えなかったけど、たったひとくちの甘さが、わたしたちの間の空気を、すこしやわらかくした。
ふと、いつもの自分と少し違うことに気づく。 できなかったことを、責めていない。 思い通りにいかなかったことも、受け流せている。 前なら、もっと気にしていたはずなのに。 少しだけ、自分にやさしくなれている。 それは、大きな変化じゃない。 ほんの小さな、静かな変化。 でも、その...
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