お昼ごはん中、「こぼさないでって言ったでしょ!」
つい声が大きくなって、息子はしゅんとする。
ああまたやっちゃった…と思いながら、気まずい空気のまま、お皿を片づける。
ふたり分のプリンを冷蔵庫から出して、スプーンで小さくすくって、息子の前へ。
「ごはんのあとはこれだね」と言ったら、彼の顔がふわっとほころんだ。
ごめんねって、言えなかったけど、たったひとくちの甘さが、わたしたちの間の空気を、すこしやわらかくした。
青い空に向かって、ひまわりがまっすぐ咲いていた。 親子で歩く散歩道の両側には、大きな黄色い花が並び、夏の日差しをいっぱいに浴びている。 子どもは立ち止まり、一番背の高いひまわりを見上げた。 「すごいね。空まで届きそう。」 私は笑顔で答える。 「毎日お日さまを見つめていたら、こ...
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