朝、靴を履かせようとしたら、「じぶんでやるの!」と息子がむきになる。
でも時間がないわたしは、「もう!いいからママがやる!」とつい手を出してしまった。
玄関に広がる、沈黙。
急いでるのはこっちなのに、なぜか泣きたいのはわたしだった。
夜、靴をしまおうとしたら、小さな手でそっと拭かれた形跡があった。
きれいになったつもりの、まだ汚れたままの靴。
「がんばったんだね」って、胸がつんとした。
わたしも、明日は少しだけ待ってみよう。
日曜日の午後、子どもといつもの公園へ出かけた。 「今日は、どんぐり四号を探す!」 張り切って歩き始めたけれど、なかなか見つからない。 その代わり、道の端に赤く色づき始めた葉を見つけた。 「これ、持って帰ろうかな」 子どもが手を伸ばしかけて、ふと止まった。 葉の上に、小さなてん...
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