出かける前に着替えを嫌がる息子に、「もう知らない!」と声を荒げてしまった朝。
玄関で、わたしも泣きそうだった。
それでも外に出ると、風がやさしかった。
公園のベンチで、二人並んでジュースを飲んだ。
息子はまだ少し不機嫌で、わたしも無言。
だけどふと、手がふれて、目が合って、なんでもない顔で笑ってくれた。
「泣き顔のままでも、また笑える」
その一瞬があれば、育児の中で怒ってしまう自分も、すこしだけ許せる気がした。
ふと、いつもの自分と少し違うことに気づく。 できなかったことを、責めていない。 思い通りにいかなかったことも、受け流せている。 前なら、もっと気にしていたはずなのに。 少しだけ、自分にやさしくなれている。 それは、大きな変化じゃない。 ほんの小さな、静かな変化。 でも、その...
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