「育児 逃げたい」と検索していた夜。
泣きじゃくる息子の横で、わたしも涙が止まらなかった。
「どうして私だけ…」って思ってしまう自分に、また落ち込んだ。
そのあと見つけたのは、「夜泣きの日は、朝が来るだけで花まる」という言葉。
何も解決しないけど、ちょっと笑えた。
そして気づいた。がんばれない夜も、朝はやってくるってこと。
朝日が差し込む部屋で、眠ったままの息子の顔を見た。
「今日も花まる、もらっていい?」
そうつぶやいて、自分を少しだけ許せた朝だった。
夕食のあと、冷蔵庫で冷やしていたすいかを切った。 「やったー!」 子どもは赤い果肉を見て、目を輝かせる。 ひと口食べると、「あまーい!」と満面の笑み。 私も一緒に頬張る。 冷たくて、みずみずしくて、夏が口いっぱいに広がった。 すると子どもが、黒い種を指さして言う。 「これ、飛...
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