「育児 逃げたい」と検索していた夜。
泣きじゃくる息子の横で、わたしも涙が止まらなかった。
「どうして私だけ…」って思ってしまう自分に、また落ち込んだ。
そのあと見つけたのは、「夜泣きの日は、朝が来るだけで花まる」という言葉。
何も解決しないけど、ちょっと笑えた。
そして気づいた。がんばれない夜も、朝はやってくるってこと。
朝日が差し込む部屋で、眠ったままの息子の顔を見た。
「今日も花まる、もらっていい?」
そうつぶやいて、自分を少しだけ許せた朝だった。
九月最初の朝。 昨日までと同じ時間に起き、同じように朝食を作り、水筒を用意する。カレンダーを一枚めくったところで、子どもが言った。 「今日から九月だね」 「そうだね」 たったそれだけなのに、新しい月が始まったことが少し嬉しかった。 玄関を出ると、日差しにはまだ夏の強さが残って...
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