小さな声の「きれいだね」
朝からなんだか気分が沈んでいた。
子どもの癇癪に付き合っていたら、自分も泣きたくなった。
「育児 疲れた」「ママ 怒ってしまう」なんて検索ばかりしてしまう日。
だけど、そんなとき、保育園の帰り道で見上げた空が、まるで絵の具をこぼしたみたいに広がっていて、思わず「きれいだね」って言った。
息子も「きれいだねー」って真似した声が、なんだか嬉しくて。
その一言で、今日のつらかったことが少しだけやわらいだ。
「子育て 自信がない」日も、「ママ 自己肯定感」低めの日も、こうして、ほんの一瞬だけでも心がほぐれたなら、それでいいのかもしれない。
毎日はうまくいかないけど、こんなふうに、たまには救われる。

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