残暑の午後「麦茶でひと休み」


 午前中から照りつける日差しに、体も心もすっかり疲れてしまった。

「もうちょっとだけ休憩しよう」と思い立ち、冷蔵庫から麦茶を取り出す。

氷をたっぷり入れたグラスに注ぐと、「カラン」という音とともに、涼しげな雰囲気が広がった。

子どもも「ちょうだい!」と笑顔でコップを差し出してくる。

一緒にゴクゴク飲むと、冷たさが喉を通り抜けて、体中に元気が戻っていく気がした。

ただの麦茶なのに、残暑の午後にはご褒美みたいに感じる。

「よし、あと少し頑張ろうか」と自然に思えるのは、こうした小さな休憩があるから。

育児の毎日は忙しいけれど、冷たい一杯が心を軽くしてくれる。


#親子時間
#残暑を乗り切る
#小さな幸せ 

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