親子時間「すすき揺れる秋の散歩道」
夕方の散歩道、風に揺れるすすきが目に留まった。
金色に輝く穂が、秋の光を受けてさざ波のように揺れている。
子どもが「ふわふわだね」と指を伸ばし、そっと触れると、穂がやさしく揺れて小さな笑顔がこぼれた。
残暑の名残を感じる空気の中でも、風はもう秋の涼しさを運んでくる。
立ち止まってすすきを眺めていると、ただ歩くだけの散歩が特別な時間に変わっていく。
自然の中にある小さな発見が、心を癒し、親子の会話を豊かにしてくれる。
「また明日も探そうね」と声をかけると、子どもはうなずきながらすすきの群れを振り返った。
季節の移ろいを、こうして一緒に感じられることが、何よりの贈り物なのだと気づいた。
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#親子の散歩時間
#季節を感じる暮らし

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