朝の時間「焦げたトーストの笑顔」


 朝、いつものようにバタバタと支度をしていた。

「ママ、靴下が片っぽない!」と叫ぶ声に、「さっきまであったでしょ!」と返す私。

トーストは少し焦げ、牛乳はこぼれ、時間だけがどんどん過ぎていく。

そんなとき、子どもが小さな声で言った。「ママ、焦げたパンでもおいしいよ」。

その言葉に、ふっと力が抜けた。

慌ただしい朝も、完璧じゃなくていい。

むしろ、こうして笑い合える余裕がある方が、ずっと幸せなのかもしれない。

焦げたトーストの香ばしさと、子どもの笑顔が、なんだか今日の一日を明るくしてくれた気がした。


#朝の親子時間
#小さな幸せ
#慌ただしい朝も愛しい 

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