午前中、ずっと泣いていた息子がようやくお昼寝。
リビングに、ひさびさの静けさが戻ってくる。
台所で、急いでインスタントコーヒーを淹れて、
お気に入りのカップに注ぐ。
椅子にすわって、深呼吸。
ほんの5分でも、「わたし」に戻れるこの時間が、とびきりのごほうびだと思う。
息子の寝顔をちらっと見て、「もうちょっと寝てていいよ」と、そっと願う昼下がり。
昨日、九月最初の風を見つけた朝。今朝も玄関を開けると、まだ夏の名残を抱えた空気が家の中へ入ってきた。 出かける準備をしていると、子どもが靴の前でしゃがみ込んだ。 いつもなら「やって」と差し出してくる靴ひもを、今日は自分で結ぼうとしている。 一度目は、ほどけた。 二度目も、うまく...
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