午前中、ずっと泣いていた息子がようやくお昼寝。
リビングに、ひさびさの静けさが戻ってくる。
台所で、急いでインスタントコーヒーを淹れて、
お気に入りのカップに注ぐ。
椅子にすわって、深呼吸。
ほんの5分でも、「わたし」に戻れるこの時間が、とびきりのごほうびだと思う。
息子の寝顔をちらっと見て、「もうちょっと寝てていいよ」と、そっと願う昼下がり。
土曜日の午前中。子どもと買い物に出かけた帰り道、いつもの小さな花屋の前で足が止まった。 店先には、秋らしい黄色や橙色の花が並んでいる。 「お母さん、これ、かわいいね」 子どもが指さしたのは、小さな黄色い花だった。 「ほんとだね。お日さまみたい」 すると子どもは、少し考えてから言...
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