午前中、ずっと泣いていた息子がようやくお昼寝。
リビングに、ひさびさの静けさが戻ってくる。
台所で、急いでインスタントコーヒーを淹れて、
お気に入りのカップに注ぐ。
椅子にすわって、深呼吸。
ほんの5分でも、「わたし」に戻れるこの時間が、とびきりのごほうびだと思う。
息子の寝顔をちらっと見て、「もうちょっと寝てていいよ」と、そっと願う昼下がり。
夕食のあと、冷蔵庫で冷やしていたすいかを切った。 「やったー!」 子どもは赤い果肉を見て、目を輝かせる。 ひと口食べると、「あまーい!」と満面の笑み。 私も一緒に頬張る。 冷たくて、みずみずしくて、夏が口いっぱいに広がった。 すると子どもが、黒い種を指さして言う。 「これ、飛...
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