夕方になり、少しだけ暑さがやわらいだ。
公園からの帰り道、子どもが急に立ち止まる。
「ママ、影ふみしよう!」
見ると、夕日が長い影を道路に映していた。
子どもは私の影を追いかけて、「つかまえた!」と笑う。
私も負けじと子どもの影を追いかける。
「今度はママの番!」
気づけば二人とも夢中になっていた。
何でもない帰り道。
特別な遊び道具もない。
でも、そこには確かに楽しい時間が流れていた。
大人になると、「何をするか」を考えることが多くなる。
どこへ行くか。
何を買うか。
何を経験させるか。
けれど子どもは違う。
そこにあるものを遊びに変える力を持っている。
長く伸びた影。
オレンジ色の空。
少し涼しくなった風。
全部が遊びの仲間になる。
私は夕焼け空を見上げた。
今日という日は、もうすぐ終わる。
でも、こんなふうに笑い合えた時間は、きっと心の中に残っていく。
子どもが言った。
「また明日もやろうね。」
私は大きくうなずいた。
夏の夕暮れが、親子の笑い声をやさしく包んでいた。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は帰り道や散歩の途中で、空や影に目を向けてみましょう。日常の中に、小さな遊びが隠れています。
#親子で見つける夏のしあわせ
#影ふみ
#育児とウェルネス

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