朝の公園に入ると、あちらこちらからセミの声が聞こえてきた。
「いた!」
子どもが指をさした先には、木の幹にしっかりとつかまったセミのぬけがら。
私は思わず笑ってしまった。
子どもにとっては、大発見だったのだ。
「ここにもある!」
「あっちにも!」
まるで宝探しをするように、公園の木を見上げて歩いていく。
私はその後ろ姿を見ながら考えていた。
セミは長い時間を土の中で過ごし、ようやく夏の空へ飛び立つ。
見えない場所で、ゆっくりと成長していたのだ。
人も同じなのかもしれない。
頑張っているのに変わっていない気がするとき。
前に進めていないように感じるとき。
それでも、見えないところで心は少しずつ育っている。
子どもが大事そうにぬけがらを見つめながら言った。
「がんばったあとなんだね。」
私は大きくうなずく。
結果が見える日だけが成長ではない。
見えない時間も、大切な成長の時間なのだ。
夏の木漏れ日の中を歩きながら、親子で小さな発見を分け合う。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は「最近できるようになったこと」を一つ思い出してみましょう。見えない成長が、きっとあなたの中にもあります。
#親子で見つける夏のしあわせ
#セミのぬけがら
#育児とウェルネス

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