午後から急に雨が降り出した。
窓を打つ雨音を聞きながら、「今日はお外遊びは無理かな」と思っていた。
けれど夕方になると、雲の切れ間から青空が顔をのぞかせた。
子どもと一緒に外へ出る。
道路には、いくつもの小さな水たまりができていた。
すると子どもが立ち止まり、しゃがみ込む。
「ママ、見て!」
覗き込んでみると、水たまりの中に青い空と白い雲が映っていた。
「ほんとだ。空があるね。」
子どもはうれしそうに笑う。
私は少し驚いていた。
大人にとって水たまりは、避けて通るもの。
靴が濡れるし、歩きにくい。
でも子どもにとっては、空を映す小さな鏡だった。
嫌だと思っていたものの中にも、見方を変えれば素敵な景色が隠れているのかもしれない。
子どもは水たまりを飛び越えたり、映った雲を指さしたりして楽しそうに遊んでいる。
雨上がりの空は、少しだけ特別だった。
私は空を見上げて、深呼吸をする。
今日うまくいかなかったことがあってもいい。
明日はまた、新しい空が広がっている。
水たまりの中の小さな空が、そんなことを教えてくれた。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は「ちょっと嫌だな」と思ったことの中に、小さな良いことを一つ探してみましょう。見える景色が少し変わります。
#親子で見つける夏のしあわせ
#雨上がり
#育児とウェルネス

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