朝から青空が広がっていた。
ベランダに出て、洗濯物を干していると、子どもが隣へやって来る。
「おてつだいする!」
小さな手でタオルを持ち、一生懸命に渡してくれる。
少し曲がっていてもいい。
洗濯ばさみの向きが違っていてもいい。
その姿がなんだか嬉しくて、私は「ありがとう」と笑った。
風が吹くたび、白いシャツやタオルが気持ちよさそうに揺れている。
子どもはその様子を見上げて言った。
「お洋服もおさんぽしてるみたい。」
その言葉に、思わず空を見上げる。
毎日やっている家事も、見方を変えれば、季節を感じる時間になるのかもしれない。
洗濯物の匂い。
夏の風。
青い空。
当たり前のように過ぎていく朝の中にも、小さな幸せはたくさん隠れている。
子どもが干し終わったタオルを見て、満足そうに胸を張る。
「できた!」
私は大きくうなずいた。
上手にできたことよりも、一緒にやった時間が嬉しかった。
夏の風が、親子の笑顔をやさしく揺らしている。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日はいつもの家事の中で、一つだけ季節を感じる瞬間を探してみましょう。日常が少し特別に見えてきます。
#親子で見つける夏のしあわせ
#夏の朝
#育児とウェルネス

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