公園を歩いていると、子どもが急にしゃがみ込んだ。
「ママ、見て!」
指さした先には、小さなてんとう虫が葉っぱの上をゆっくり歩いている。
私は思わず、「どこ?」と顔を近づけた。
本当に小さな、小さな命だった。
子どもは息をひそめながら、その姿をじっと見つめている。
「がんばって歩いてるね。」
その一言に、私は心がふっと和らいだ。
毎日を過ごしていると、大きな出来事ばかりに目が向いてしまう。
予定どおりに進んだか。
仕事は終わったか。
家事は片づいたか。
でも子どもは違う。
小さな虫が歩く姿にも、「すごいね」と感動できる。
そのまなざしは、世界の小さな命を大切にする心そのものだった。
私は子どもの隣にしゃがみ、一緒にてんとう虫を見送る。
急ぐことを少し忘れた時間。
それだけで、心の景色が少し広くなった気がした。
幸せは、特別な場所にあるものではない。
足元に咲く花や、小さな虫の羽音の中にも、そっと息づいている。
今日も親子で、小さな宝物を一つ見つけることができた。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は少しだけ歩く速度をゆるめてみましょう。足元にある小さな発見が、心にやさしい笑顔を運んでくれます。
#親子で見つける夏のしあわせ
#小さな発見
#育児とウェルネス

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