2026年7月9日木曜日

育児 夏の夕暮れ「風鈴が運ぶやさしい時間」


 夕方になり、暑さが少しやわらいだころ。

窓を開けると、「ちりん」と風鈴が涼しげな音を響かせた。

「鳴った!」

子どもはうれしそうに窓辺へ駆け寄る。

風が吹くたび、小さな音が部屋いっぱいに広がる。

その音を聞いていると、不思議と心まで静かになっていく。

 子どもは風鈴を見つめながら言った。

「風が歌ってるみたい。」

その言葉に、私は思わず笑顔になる。

大人は暑さばかりに目が向いてしまう。

でも子どもは、その暑い夏の中にも、耳を澄ませれば聞こえる心地よい音を見つけている。

 心にも同じことが言えるのかもしれない。

忙しさや疲れの中にも、少し立ち止まれば、ほっとできる時間がきっとある。

風鈴の音は、「急がなくても大丈夫」と語りかけてくれているようだった。

 私は子どもと並んで窓辺に座り、夕焼け色に染まる空を眺める。

今日一日を無事に過ごせたこと。

親子で笑えたこと。

それだけで十分、幸せな一日だった。

「また鳴ったね。」

やさしい音色に包まれながら、親子は静かに笑い合う。

今日もまた、心に小さな花が咲いた。

今日のこころの花:

 今日は一分だけ音に耳を澄ませてみましょう。風や鳥の声、暮らしの音が心をやさしく整えてくれます。


#親子で見つける夏のしあわせ
#風鈴の音
#育児とウェルネス 

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