2026年7月3日金曜日

育児 夏の音「セミの声に耳をすませて」


 朝、公園へ向かう道で、今年初めてセミの声を聞いた。

「鳴いてる!」

子どもは立ち止まり、嬉しそうに空を見上げる。

姿は見えない。

それでも、その元気な鳴き声だけで夏が始まったことを感じられた。

 私は少し急いでいた。

買い物を済ませて、家に帰って、やることはたくさんある。

でも、子どもは動こうとしない。

「もう少し聞いていたい。」

その一言で、私も足を止めた。

 耳を澄ませると、セミの声の向こうで風が木々を揺らし、小鳥がさえずっている。

普段なら気づかず通り過ぎてしまう音が、今日は心地よく響いてきた。

忙しい毎日は、「見ること」はあっても、「感じること」を忘れがちになる。

子どもは、そんな私に立ち止まる時間を教えてくれる先生なのかもしれない。

 夏は暑い季節だけではない。

風の音、虫の声、葉の揺れる音。

耳を澄ませるだけで、たくさんの贈り物が見つかる季節でもある。

「また聞こえたね。」

子どもと笑い合いながら歩き出す。

 夏の音色が、親子の心をやさしく包んでくれた。

今日もまた、心に小さな花が咲いた。

今日のこころの花:

 今日は一分だけ立ち止まり、風や鳥、虫の声に耳を澄ませてみましょう。自然が心をゆっくり整えてくれます。


#親子で見つける夏のしあわせ
#セミの声
#育児とウェルネス 

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