たくさん遊んだ帰り道。
昼間のにぎやかさが少しずつ静かになり、西の空は夕焼け色に染まっていた。
子どもは少し疲れたのか、私の手をぎゅっと握る。
「今日もいっぱい遊んだね。」
そう声をかけると、子どもは笑顔でうなずいた。
「楽しかった!」
その一言だけで、今日という一日が特別なものになった気がした。
セミの声も少しずつ遠くなり、涼しい風が頬をなでる。
空には、オレンジ色から桃色、そして少しずつ藍色へと変わる美しいグラデーションが広がっていた。
「空も、おやすみの準備をしているみたい。」
子どもは空を見上げながら、ぽつりと言った。
私はその言葉に、小さくうなずく。
今日できなかったこともある。
思いどおりにならなかったこともある。
それでも、一日を「楽しかった」と振り返ることができるなら、それはきっと素敵な一日だったのだろう。
家の明かりが見え始める。
「また明日も遊ぼうね。」
その約束を胸に、親子はゆっくりと歩き続けた。
夏の夕焼けは、今日の思い出をやさしく包み込みながら、一日を静かに終わらせてくれる。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花
今日は眠る前に「今日楽しかったこと」を一つ思い出してみましょう。穏やかな気持ちで一日を締めくくれます。
#親子で見つける夏のしあわせ
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#育児とウェルネス

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