2026年7月29日水曜日

育児 夏休み「風鈴の音を聴いて」


 午後の日差しは強く、外へ出るだけで汗がにじむ暑さだった。

「今日はおうちで遊ぼうか。」

そう言って窓を開けると、軒先の風鈴が「ちりん」と小さな音を響かせた。

子どもは遊んでいた手を止めて、耳をすませる。

「風が来たね。」

その一言に、私も思わず外を見た。

 木の葉が少し揺れ、暑い空気の中をやさしい風が通り抜けていく。

目には見えないけれど、風はちゃんとここにいる。

子どもは風鈴を見上げながら、もう一度「ちりん」という音を待っていた。

しばらくすると、また澄んだ音が響く。

「なんだか涼しくなるね。」

私はうなずいた。

 本当に気温が下がったわけではない。

それでも、風鈴の音を聴くだけで心が少し軽くなる。

忙しい毎日の中でも、ほんの少し立ち止まり、耳をすませる時間があるだけで、心には涼しい風が吹くのかもしれない。

 親子で静かに風鈴の音を楽しむ午後。

何もしない時間さえ、夏の大切な思い出になっていく。

今日もまた、心に小さな花が咲いた。

今日のこころの花

 今日は一度だけ立ち止まり、風や鳥の声など身近な自然の音に耳をすませてみましょう。心がやさしく整います。


#親子で見つける夏のしあわせ
#風鈴
#育児とウェルネス 

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