カレンダーをめくる前に、子どもがぽつりと言った。
「もう七月が終わるんだね。」
楽しかった毎日は、あっという間に過ぎていく。
海へ行った日。
虫を追いかけた日。
線香花火を見つめた夜。
夕焼けの帰り道や、風鈴の音に耳をすませた午後。
どれも特別な出来事ではなかったけれど、親子で笑い合った時間は、心の中で大切な思い出になっていた。
私は子どもに尋ねた。
「七月で、一番楽しかったことは何だった?」
少し考えたあと、子どもは笑顔で答える。
「ママと一緒にいたこと。」
その言葉に、胸がじんわり温かくなった。
どこへ行ったかより、何を買ったかより、一緒に過ごした時間そのものが、子どもにとっては宝物だったのだ。
明日から八月。
新しい思い出は、また少しずつ増えていくだろう。
でも、今日まで積み重ねてきた毎日は、決して消えることはない。
親子で見つけた夏のしあわせは、これからも心の中でやさしく咲き続ける。
私は子どもの手をそっと握った。
「八月も、たくさん笑おうね。」
子どもは大きくうなずき、夏空へ向かって笑顔を見せた。
今日もまた、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花
今日はこの一か月で嬉しかった出来事を一つ思い返してみましょう。感謝の気持ちが、明日への元気につながります。
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#夏休みの思い出
#育児とウェルネス

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