火曜日、文化の日。
朝から気持ちのよい秋晴れだった。
「お母さん、今日は葉っぱを集める日だよ!」
子どもが嬉しそうに、昨日拾った赤い葉っぱを見せてくれた。
日曜日の黄色い葉っぱと並べると、まるで小さな秋の絵のようだった。
「じゃあ、今日は何色を探そうか」
二人で近所の公園へ出かけた。
木々は赤や黄色に色づき、足元には落ち葉がいっぱい。
子どもは一枚ずつ拾いながら、「これはオレンジ!」「こっちは茶色!」と楽しそうに声を上げる。
帰宅すると、集めた葉っぱを新聞紙の上に広げた。
「お母さん、これで絵を作ろう!」
画用紙に葉っぱを並べると、黄色い葉っぱは太陽に、赤い葉っぱは花に、細長い茶色の葉っぱは木の幹になった。
「できた! 秋の美術館!」
少し曲がった葉っぱも、穴の開いた葉っぱも、子どもの手にかかれば立派な作品だった。
私はつい、きれいなものや形の整ったものを選びたくなる。
でも、この子には、どの葉っぱにも違った面白さが見えているらしい。
「お母さん、この穴の葉っぱ、窓みたいでしょ?」
のぞき込むと、小さな穴の向こうに子どもの笑顔が見えた。
「ほんとだ。素敵な窓だね」
高価な道具も、特別な場所もいらない。
今日の幸せは、身近な自然と自由な発想から生まれた、世界に一つだけの小さな美術館だった。
今日のこころの花🌼
今日は身近な自然や景色の中から、好きな色や形を一つ探してみましょう。自分だけの小さな美しさを楽しんで。
#子育て
#文化の日
#親子で楽しむ秋

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