朝、カーテンを開けると、ベランダの朝顔が大きく花を開いていた。
「咲いてる!」
子どもは眠そうな目をこすりながら、急いで窓辺へ駆け寄る。
昨日まで小さなつぼみだった花が、一晩でこんなにもきれいに咲いている。
「朝顔さん、おはよう。」
子どもがそっと声をかけると、風に揺れた花が返事をしてくれたように見えた。
毎日水をあげていた子どもは、少し誇らしそうな顔をしている。
私はその姿を見ながら思った。
すぐに変化が見えなくても、続けることには意味がある。
水をあげる日。
晴れの日。
雨の日。
見えない時間が積み重なって、今日という花が咲いた。
子育てもきっと同じだ。
「ちゃんと育っているのかな。」
そんな不安を感じる日もある。
でも、子どもの笑顔や優しさは、毎日の積み重ねの中で少しずつ花開いていく。
子どもが朝顔に向かって、小さく手を振る。
「また明日も咲いてね。」
夏の朝のやわらかな光が、親子と朝顔を優しく包んでいた。
今日もまた、小さな命の成長に気づくことができた。
そして今日も、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は身近な植物や空をゆっくり眺めてみましょう。小さな成長に気づく心が、自分自身にも優しくなれます。
#親子で見つける夏のしあわせ
#朝顔
#育児とウェルネス

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