午後の通り雨がやみ、空が少しずつ明るくなってきた。
窓の外を眺めていた子どもが、突然大きな声をあげる。
「ママ、見て!虹!」
急いで外へ出ると、雨上がりの空に大きな虹が架かっていた。
七色の橋が、青空と雲をやさしくつないでいる。
子どもは目を丸くして、しばらく言葉もなく見つめていた。
「空がおえかきしたのかな。」
その一言に、私は思わず笑顔になる。
虹は、晴れの日だけでは現れない。
雨が降ったあとだからこそ、出会える景色がある。
人生もきっと同じなのだろう。
うまくいかなかった日。
悲しかった日。
涙がこぼれた日。
そんな時間があったからこそ、見える景色や感じられる幸せがある。
子どもは虹に向かって、小さく手を振った。
「また会おうね。」
やがて虹は少しずつ薄くなり、空へ溶けていった。
それでも、親子で見上げたあの時間は心の中に残り続ける。
雨上がりの風が、やさしく頬をなでる。
今日もまた、自然がくれた小さな贈り物に出会えた。
そして今日も、心に小さな花が咲いた。
今日のこころの花:
今日は一つだけ「今日よかったこと」を見つけてみましょう。小さな幸せに気づく心が、毎日を少し明るくしてくれます。
#親子で見つける夏のしあわせ
#虹
#育児とウェルネス

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