月曜日の朝、靴を履いていると、子どもが言った。
「てんとう虫、まだあそこにいるかな」
昨日、公園で見つけた赤い葉っぱ。その上にいた、小さなてんとう虫のことだ。
「どうだろう。もう違うところへ行ったかもね」
「そっか」
少し残念そうな顔をしてから、子どもは玄関を出た。
いつもの道を歩いていると、道端に小さな黄色い花が咲いていた。
「あ、これ昨日あった?」
「どうかな。気づかなかったね」
二人で少しだけ足を止める。
昨日のてんとう虫には、もう会えないかもしれない。でも、昨日にはなかったものが、今日は見つかる。
そう思うと、毎日は同じことの繰り返しではない気がした。
「どんぐり四号も、いつか見つかるかな」
「きっとね。でも、急がなくてもいいんじゃない?」
子どもは「うん」と笑って、また歩き出した。
見つからないものを探すのも楽しい。でも、探していたものとは違う何かに出会えるのも、きっと同じくらい楽しい。
昨日の宝物は昨日に置いてきた。
だから今日は、今日の宝物を探せばいい。
今日の幸せは、月曜日の道端で見つけた、名前も知らない小さな黄色い花だった。
今日のこころの花🌼
昨日と同じ道でも、今日は違う何かを一つ探してみましょう。新しい一日に、小さな発見を。
#子育て
#秋の散歩
#小さな発見

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