2025年6月15日日曜日

3分だけ目を閉じる「大きく深呼吸、怒るまえに」


 お昼寝してくれなかった日。

わたしのイライラゲージはすでに満タン。

テレビの音、散らかった部屋、呼びかけに反応しない息子。

思わず声を荒げそうになって、ふっと気づいた。

 「わたし、深呼吸してないな」

 キッチンの端っこで、スマホのタイマーを3分にセット。

目を閉じて、呼吸だけに集中する。

息を吸って、吐く。

ぐるぐるしていた頭が、少しだけ静かになる。

 息子の「ママー!」の声に、また現実に引き戻されるけど、さっきより少しやわらかく笑える自分がいた。

 3分のひとり時間は魔法じゃないけど、わたしを怒る前の「わたし」に戻してくれる。

それだけで十分、意味がある。

0 件のコメント:

コメントを投稿

第41話 子育て 秋の夜『聞こえたありがとう』

 木曜日の夜。夕食を終えるころには、窓の外はもう暗くなっていた。 「暗くなるの、早くなったね」 子どもが窓を見ながら言う。  昨日、二人で見た青と橙色の空を思い出した。少し前まで、この時間はまだ明るかったのに、季節はちゃんと進んでいる。  食器を片づけようとすると、子どもが自分の...