昨日の雨が空気をきれいにしてくれたのだろう。木曜日の朝は、どこまでも澄んだ青空が広がっていた。
子どもを送り届けた帰り道、いつもの公園のベンチに少しだけ腰を下ろす。朝顔は雨粒をすっかり乾かし、また元気に花を開いている。
そのとき、空を一本のひこうき雲がゆっくりと伸びていった。
子どもがいたら、「飛行機だ!」と指をさして喜んだだろう。そう思うと、思わず笑みがこぼれる。
毎日同じ道を歩いているつもりでも、昨日は雨、今日は青空。そして空には、昨日にはなかったひこうき雲。
「同じ日は一日もないんだ。」
そんな当たり前のことに、今日あらためて気づいた。
夕方、保育園へ迎えに行くと、子どもが空を見上げながら言った。
「お空に白い線があったよ。」
どうやら、あのひこうき雲を子どもも見つけていたらしい。
「きれいだったね。」
たったそれだけの会話なのに、同じ空を見ていたことが嬉しかった。
家へ帰ると、朝顔が夕風に揺れている。
毎日は忙しく過ぎていく。それでも、同じ空を見上げて「きれいだね」と言い合える時間がある。
そんな何気ない瞬間こそ、家族の心をそっと結んでくれる宝物なのだと思った。
今日もまた、夏空の下で心に一輪の花が咲いた。
今日のこころの花🌼
今日は一度だけ空を見上げてみましょう。同じ空を見ている誰かを思う時間が、心をやさしくつないでくれます。
#子育て
#夏空
#小さな幸せ

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