2025年6月30日月曜日

寝顔に、ごめんとありがとう


 夜、子どもが寝たあと、洗濯物を畳みながらふと涙が出た。

「なんで今日も、怒ってしまったんだろう」って。

育児に自信がなくなる瞬間。癇癪に向き合う余裕も、笑顔も、今日はなかった。

でも、その後に来る寝顔に、「ごめんね」と「ありがとう」をつぶやく。

完璧じゃないわたしを、無条件で受け入れてくれる存在がここにいる。

それだけで、明日はもう少しやさしくなれる気がする。


2025年6月29日日曜日

逃げることは、休むこと


 息子が朝から泣きっぱなしで、着替えもイヤ、おむつ替えもイヤ、ごはんも投げる。

「もう無理かも…」と頭を抱えたとき、ふと昨日読んだ記事を思い出した。

“ストレスが限界になる前に、自分の「逃げ場」を作ること”。

私はタイマーを3分にセットして、ベランダに出た。

陽ざしがまぶしくて、風が気持ちよかった。

草の匂い、車の音、すこし遠くの笑い声。

子どもの声が聞こえる前に、深呼吸を3回。

「戻らなきゃ」と思える、その3分が、わたしの“逃げ場”になった。

育児に逃げちゃダメだって思ってたけど、

逃げるって、ちょっと休むってことなんだな。



 

2025年6月28日土曜日

「だいすき」で、救われた日


 お昼ごはんを食べ終えたころ、突然「ママ、だいすきー!」と息子。

お腹いっぱいで満足したのか、唐突にハグまでしてくる。

さっきまで「野菜いや!」って泣いてたくせに…と思いつつ、わたしも笑ってしまった。

このギャップに、何度も助けられてる。

育児って、疲れた、逃げたい、怒っちゃった…そんな感情で埋もれそうになるけど、

「だいすき」の一言で、ぜんぶ帳消しになることがあるんだ。

だから今日も、自己肯定感をひとすくい。

きっとそれで、またがんばれる。



 

2025年6月27日金曜日

朝が来ただけで花まる


 「育児 逃げたい」と検索していた夜。

泣きじゃくる息子の横で、わたしも涙が止まらなかった。

「どうして私だけ…」って思ってしまう自分に、また落ち込んだ。

 そのあと見つけたのは、「夜泣きの日は、朝が来るだけで花まる」という言葉。

何も解決しないけど、ちょっと笑えた。

そして気づいた。がんばれない夜も、朝はやってくるってこと。

朝日が差し込む部屋で、眠ったままの息子の顔を見た。

「今日も花まる、もらっていい?」

そうつぶやいて、自分を少しだけ許せた朝だった。

2025年6月26日木曜日

怒っても、笑えたら大丈夫


 朝から子どもが癇癪を起こし、わたしもつい声を荒げてしまった。

「ママ、怒ってばっかり…」と言われて、ぐさっと胸が痛む。

育児、疲れた。怒りのコントロール、まだまだ下手だな。

でも、自己肯定感って、できたことを見てあげることだって聞いた。

今日は、夕方まで頑張って怒らなかった。

そのときの笑顔が、ちゃんと嬉しかった。

怒ってしまうママも、優しくできたママも、どっちもわたし。

そんなふうに思えたら、少しだけ救われた気がした。



 

2025年6月25日水曜日

毎日は、やり直せる


 夕飯の支度中、「ママ〜!」と泣き叫ぶ声。

野菜を切る手を止めて駆け寄ると、おもちゃが思い通りにならず怒っていた。

「ママ、怒ってばっかりでごめんね」と思わずこぼすと、

小さな手がわたしの頬に触れた。「だいじょぶだよ」

その一言で、張りつめていた気持ちがほぐれた。

子育てに自信なんて、いまだにない。

イライラも、後悔も、ついてくる。

でも、こうして毎日をやり直せるなら、

それはきっと、悪くない一日。

明日も、今日のつづきじゃなくて、

また一歩、あたらしいスタート。

2025年6月24日火曜日

ごはん、ちょっと待っててね


 夕食づくりの途中で、子どもが泣き出す。

手はトマトでびちょびちょ。心は焦りでぐちゃぐちゃ。

「もう無理」と思いながらも、手をふいて抱きしめた。

泣き顔をのぞきこむと、こちらをじっと見てる瞳。

「ごはん、ちょっと待っててね」

そう言った瞬間、少しだけ心がほぐれた。

完璧じゃなくても、子どもはちゃんと見てる。

「ママ、がんばってる」って。

それを信じて、今日の自分を許してあげよう。

夕飯が10分遅れたって、大丈夫。



 

第32話 子育て 秋の気配『新しい朝』

 九月最初の朝。 昨日までと同じ時間に起き、同じように朝食を作り、水筒を用意する。カレンダーを一枚めくったところで、子どもが言った。 「今日から九月だね」 「そうだね」 たったそれだけなのに、新しい月が始まったことが少し嬉しかった。  玄関を出ると、日差しにはまだ夏の強さが残って...